草津温泉 尻焼き風呂の
桐島屋旅館
(桐しまや)

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町541
電話: 0279-88-2871  FAX : 0279-88-6509















「湯の花」マメ知識


実は、草津で売っている”本物の湯の花”はこれだけです!

"湯の花"ってなに?
 
温泉の成分が結晶したものです。草津温泉含有の硫化水素と酸素とが反応して出来ます。この湯の花を沈殿、付着させるために湯畑内に数本の樋を作り、そこに温泉を流して2〜3ヶ月に一度採取します。ですから草津温泉天然の湯の花は少ないです。 参考:(温泉が湧出したときは透明です。)
 露天商で売っている物や商店名のあるものは草津温泉の湯の花ではなく硫黄に石灰を混ぜて作ったりしたものです。お客様の立場からみれば偽物の湯の花ということになります。草津の天然の湯の花でなく、よそからイオウを仕入れて石灰を混ぜた入浴剤です、と言えばまだ良いのでしょうが、湯畑の周りで売っておりますので、十中八九、草津温泉の湯の花だと思って買っていることでしょう。人為的に商品にした物は湯の花と名乗らないほうが良いでしょうし、あたかも温泉の「湯の花」としている事は作為的なことです。

見分け方は?
 
本物は役場の配給で、採取地;群馬県吾妻郡草津町湯畑 発売元;草津町
242立方cmと小さい字で表示してある硬いプラスチィックの入れ物です。

なぜ偽物を取り締まらないの?

 
戦前までは草津温泉の湯の花は薬として使用していましたが、戦後に厚生省への届出をしなかったため法的に薬ではなくなってしまいました。
0ゞ0 ☆[現状ではお客様の自己防衛しか無いようです。〕☆

湯の花は薬?

 
昔は「湯の花」を薬問屋に卸していたそうです。我々(昭和24年生まれ)の
年代までは知っていますが“毒消し”という正露丸を少し大きくした位の丸薬がありましたが、それにも調合していたとの事です。解毒作用が言われております。皮膚疾患用に入浴に使用しますが、浴用には以前は山で採取した砂の少し混ざった湯の花を売っていました。今の湯畑で採取した湯の花は“一番湯花”といい薬用のものだったのです。血止めにも使用しました。

 

草津温泉尻焼き風呂の桐島屋旅館 館主 統合医療医学博士中澤芳章
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